歳を重ね30代も半ばを過ぎる頃から、生活習慣の変化により、知らず知らずのうちに、身体が予想以上に病んでいることがあります。以前は「成人病」、現在は「生活習慣病」と呼ばれる「がん」「脳卒中」「心臓病」「糖尿病」などがそれです。これら生活習慣病の特徴は、症状がなかなか出現せず、本人が気づかないことです。

だからこそ、生活習慣の改善による予防と、万が一その芽が発生している場合には、早期に発見し早期に治療することが大切です。健康は失って初めてそのありがたさが分かり、また、失ってからでは遅いことが多いものです。「失う前に健康のありがたさを認識する場」として、年1回は人間ドックや健診を受け、生活習慣病の予防と早期発見に努められることを強くお勧めします。

時代とともに医療も変わっています。生活水準の向上と医学の進歩によって、わが国では”人生80年”の高齢化時代を迎え、ますます健康問題がクローズアップされてきています。かつては結核などの細菌性疾患が疾病死亡の大きな比率を占めていましたが、現代は、がん（1位）・心疾患（2位）・脳血管疾患（3位）、などの生活習慣病がそれに代わり、死亡総率の約60％を占めるまでになっています。現代医学も治療から予防へ、予防から生活指導も含んだ健康管理へと、総合的な健診の時代に変わりました。

健診費用の補助制度

人間ドック、健診には、健康保険で実施している補助制度や、居住市町が実施している、補助制度を利用することができます。

市町が実施している人間ドック、脳ドック、乳がん検診を実施しております。詳しくは当センターまでご連絡下さい。