ゆうあい訪問看護ステーションゆめの設立病院である友愛記念病院は、地域医療支援病院・地域がん診療拠点病院としての役割を担い、地域に密着した病院として医療を提供しております。
とくに、がんのトータルケアとして、専門的治療とともに「がん相談支援室」「緩和ケアチーム」等を設置し、院内外のがん患者さんに対して、在宅療養の相談や支援、緩和ケアチームとして症状緩和や自宅で最期まで過ごしたいと望まれる方のサポートを行っています。そのような中で、患者さんや地域の医療・福祉・介護の専門職の方々から、友愛記念病院での訪問看護設立への要望の声が強くございました。
そこで、訪問看護の需要と早急な介入を円滑に行う為、ゆうあい訪問看護ステーションゆめを設立する事となりました。

ゆうあい訪問看護ステーションゆめは、友愛記念病院を利用されている患者様やご家族から設立の要望があり、令和4年6月11日に開設しました。 主治医の指示によって、当院のかかりつけ患者様と限らず訪問看護師が伺います。
病気や障害等があっても、自宅で生活したいというお気持ちに寄り添いながら、利用者様が安心して在宅療養を継続でき、かつ、ご家族の介護負担が軽減されるよう、２４時間連絡体制をとり、経験豊かな看護師が日常生活動作の維持、回復を図り、生活の質の確保を重視した訪問看護の提供に努めます。
また、ターミナルケアを通じて在宅でのお看取りも行っています。
超高齢化時代において、希望されても在宅療養がかなわない方がいる中で、一人でも多くの方が訪問看護を利用することで、その夢をかなえられるよう ゆうあい訪問看護ステーションゆめがお手伝いします。